フリー素材にならない

以前にもちょっと書いたのですが、僕はほんっとに外見と実年齢のギャップが激しくて、しかも年々ギャップが大きくなっています。更に、お会いしたことのない方と電話で打ち合わせとか、お話をするケースがたまにあるのですが、声の印象だけだと100%の確率で20代以下と思うらしいです。

更に会社員でもないし、映像クリエイターの中でも初めからフリーで20年以上そこそこ第一線というのは珍しいし、高IQ団体は元々珍しい人を集めているのでその会員であることは勿論珍しいし、とにかく自分を「40代、男性」のよくあるイメージに寄せて説明することが非常に難しいのです。要するに「40代、男性」で検索する人が僕を想定している確率はゼロ、みたいな。

正直そんな現状に「これでいいんかい」と思うこともあったのですが(ここまで前置き)、そんな中見つけたのが上の動画です。自分より実年齢(還暦過ぎ)と声のギャップが激しい人類を見つけて感激しました。そして彼はそのことに悩んでなさそうなのがホントに素晴らしいです。僕も日頃はよくある「40代、男性」とは逆方向に全力疾走しているのですが、たまに「これでいいんかい」と思っていたのです。思う必要ないよ、と高見沢さんは言ってくれている訳ですね。いやまあ、そういう受け取り方をしてほしくて歌っているのかは分かりませんが(たぶん違うけど)、僕は彼のファンになりましたぞ。

「還暦、男性」で検索して彼の画像を出してくるフリー素材サイトがあったらそのサイトはダメですね。でも、そんなこととは関係なく彼は活躍している訳で、オリジナリティとはこういうことですな。

京アニ

「らき☆すた」のオープニングで曲が大転調しダンスが始まった瞬間に、自分の中では京アニがその時点でのNo.1スタジオになりました。同作の、作画の手間ミニマム演出効果マキシマムのエンディングも忘れません。

「ハルヒ」はアニメを観た後で原作を読み、アニメでは通奏低音になっている素敵すぎる情緒が原作には意外となかったのに驚きました。そこは京アニのオリジナルだったのです(勿論原作は原作で大好きなのですが)。そして僕が今まで観た中で一番好きな映画は、その通奏低音が主旋律になる「涼宮ハルヒの消失」です。僕は自分自身がこの映画の長門有希に思えることがあります。

「けいおん!」のオープニングで、唯たちが走るだけのカットにキラキラとCGの光が入る演出が大好きでした。唯たちにとっては日常風景である教室を、万感がこもったCGとエフェクトで描き出す考え方も同様。ちなみに「けいおん!」の1話で僕はほぼ全てのキャラに名前を呼んでもらえます笑(まだ他人行儀で主人公の「平沢唯」を皆名字で呼ぶから)。劇場版は通常の意味でのドラマチックな要素はないのに極めて映画的で天才かよと思いました。

京アニは創造性の塊なのです。

説明と感動

これ、今までに読んだ量子論の本の中でダントツに分かりやすくてびっくりしました。僕はわりと物事の説明が上手いと言われるのですが、この本の筆者には負けました。

まあ別に勝ち負けの問題ではないのですが、ただ「そこそこ説明が上手い」人間として気付いたことがありました。今までの分かりにくかった量子論の本でも、読みながら理解したことを再構築して自分なりの「そこそこ上手い説明の仕方」を思いつく訳です。この概念を説明するならこの言い方に尽きるのでは、と思うのですが、更に読み進めてもその言い方は出てきません。今まではそういった場合自分の理解が間違っていたのかと思っていたのですが、そうではなく筆者が、それを言う必要性や上手い言い方に思い至っていなかったのだな、と。

ちなみに数学にしても、どこかに数学という実体が埋まっていてそれを発掘しよう、という話とは少し違う訳ですよね。基本的には人間が考えた約束事の体系なので「マイナスの実体は何だろう?」と悩む必要はないというか。
先日の円周率を教えた方にはまずその話をしたのですが「(学校でも)それを最初に言ってほしかった!」と叫んでらっしゃいました。そうなのですよ。上の例と同じように、思考力があるとむしろ「マイナスがただの約束事なら、そんな大事なことを最初に言わないはずがない。言わないということは違うのだろう」と思ってしまって躓くのです。

但し、勿論数学の全てが架空の約束事だという訳ではありません。例えばいかにも架空っぽい虚数と宇宙論がリンクしたりすると感動する訳ですが、それはたぶん研究者にとっても驚きだったはずです。つまりこの感動も、あくまでこの順番で話さないと伝わりにくいのでは、と思うのです。

説明の仕方は大事!

メンサ会報誌表紙写真

僕が所属するJAPAN MENSA(という高IQ団体)の会報誌の表紙用に写真を提供させて頂きました。通算6度目。

前回もそうですが、既存写真の転用でなく文字を乗せる前提でカラオケみたいな意識で新撮すると完成品は良い感じになるなーと(会報は会員専用なのでここではお見せできず残念)。逆に写真単体だとちょっと淋しいのですが!

マイナスx歳肌

僕はそんなに体力があるほうではありませんが、仕事関係者からは「元気な人」と思われることが多いです。例えば撮影って典型的に体力勝負なのですが、撮影現場では僕はめっちゃ元気です笑。やはり撮ること自体が好きなのだと思います。

この好きというのは、仕事に対する意識とか以前の生理的なレベルの話です。元気でいる為には生理的に好きなことをやるべきですねやっぱり。

但し僕の場合撮影だけずっとやっていたい訳ではなくて、打ち合わせも、PCで編集したりCGを作ったりするのもそれぞれ好きです。今は打ち合わせ2:撮影1:PC作業7くらいの割合ですが、これは意識的にも無意識的にもいろいろ調節してきた結果なので自分としてはこの程度が一番無理がありません。あとは睡眠ですかね。僕はのび太くんとタイマン張れるレベルでよく寝ます。

そういったライフスタイルのお陰で元気なのは良いのですが、苦労が皺に刻まれていなさ過ぎてたまに実年齢を明かすと「詐欺だ」と言われます。決して騙している訳ではなく、敢えて言えば原因はこれなんじゃないかと思うことを書いてみました。