彼岸

先日ご紹介した京アニの映画「リズと青い鳥」ですが、その後観返すうちに今までで一番好きな映画になりました。正直ここまで好きだとグッズも欲しくなるのですが少し前の映画なのでもう売ってない!今までは「グッズはアニメ本編と関係ないじゃん。グッズを買い漁るアニメヲタクの気持ちは分からんなー」などと思っていたのですが、今ではめっちゃ分かります笑。

ちなみに上は入場者特典のイラストカードなのですが、この絵も素晴らしいです。右端の2人は主人公達吹奏楽部が演奏する曲<リズと青い鳥>の登場人物で、アートそのものを表していると思われます。そして最も才能のある主人公(右から3番目)だけがアートと触れ合っています。それ以外の部員たちはお互いを見ているのに、主人公はアートしか見ていないし、それどころか少し彼岸に踏み込んだ地点に立っています。この絶望的なまでの断絶よ!
そして実は主人公以外の人物もアートから愛されている人ほど右側にいます。更にこのシリーズをずっと追ってきた印象として、たぶん人としての幸せはその順番と逆なのです。なんと残酷で美しい作品世界。

恐らくこの絵も彼の筆によるものであろう、総作画監督の西屋太志さんが既に故人であることがとても悲しいです。