飽き性

今年も関係各位のお引き立てによりいろいろなお仕事をさせて頂きました。具体的には作品リストのページに一部ですが掲載しています。

「今年はあまりにも調子が良すぎた。今年がピークなんじゃないだろうか」と20年くらいほぼ毎年思っています笑。ただクリエイティブ業界の怖いところは、そのような望外の前進と現状維持がほぼ同義であることです。つまり昨年と同じことをやっていた場合それはかなりの速度での後退を意味します。そして更に5年に一度くらいは根本的に新装開店する必要がある感じです。

ただ義務として新装開店するのではなく、春になったら冬のセーターが暑すぎるので無意識的に脱ぐようにそれができれば良いですよね。そのような着替えは苦ではないし、むしろ「うわー暑い!」という物凄く実感のこもった感情表現になります。そして、ここが本当に怖いところなのですが、そのような義務的でない新装開店以外実は無効なのです。本当の感情表現ではない下心を市場は見抜くからです。

ちなみに僕は年代的に小室哲哉ブームど真ん中なのですが、彼はデビュー時に抱負を訊かれて「普遍的な曲は作りたくない。今この瞬間を感じる音を作りたい」と答えています。この短い言葉は僕が上でグダグダ書いていることの要約以上のものです。凄い知性ですよね。