典型的IQ100

「SCORPION/スコーピオン」という、天才集団がいろいろな事件を解決していくというドラマを観てみました。

序盤に「28日まであるのは何月?」というクイズに主人公が「毎月」と答える場面があります。正解を「2月」とする出題者や世間より主人公の論理性が高いという描写で、良くできていると思います。

ただ実は「2月」というのはかなり鈍い答えで、「毎月」と思う人も多いのではないでしょうか。つまりこれは、実際には論理性低と中の比較であるような例を、まるで中と高の比較であるように見せることでドラマの分かりやすさを保つという脚本上のテクニックです。

本当に論理性がずば抜けて高い人をそのまま描いたら理解できる人が減るので噛み砕くことは必要だし、このブログも天才を話題にする際はその手法を使っています。但し噛み砕く度合いは「SCORPION」のほうが甚だしいです。僕にはあの主人公達はIQ140のステレオタイプを演じるIQ100に見えます。つまり噛み砕かれ過ぎなのか天才の原型が感じられないのです。

主人公のモデルであり製作総指揮も務めている人はIQ197である、という触れ込みです。その彼は自分自身を描くことを完全に諦めているか、実際には高IQではないかのどちらかのように思えます。そして仮に諦めて他の目的の為にドラマを作ったのだとしても「IQ140のステレオタイプを演じるIQ100」をイキイキと描く必要はない気がするので笑、僕は真相は後者なのかなと思っています。